終身雇用崩壊ということは・・・。

　私の世代の感覚ではですね、会社は骨を埋める気で働いてくれる社員が欲しいと言うのが前提にあったわけですよ。

　面接でも長く勤めたいとか、最後の転職にしたいといったアピールがウケルと信じていました。

　ところが、４５才でリストラの時代ですからね。

多くの企業が見習い、とりあえずそこの生産方式を知っていますよ、勉強していますよアピールする人間が多かった、あのトヨタが終身雇用はムリっぽいと言い始めたんですからね。

　正直、製造業メーカーは４５才ぐらいになった社員はいらないんですかね？

一握りの会社の意思決定をする経営陣、将来の経営陣候補だけでこと足りるようになったきたんでしょうか？

　後は、体力が有り動けて給料も安くすむ若い人だけが欲しいと。

もし、そうならですよ、あんまり会社に愛着もたれても逆に困るのでは？

　それこそ、「この会社で骨を埋めるつもりです！」なんて言われても、

こっちがそんな将来まで保障できませんよと・・・。

　これは、今の氷河期世代と言われる４０代だけでなく、これから先４０代になっていく人にとっても関係してくることですね。

　３０代後半ぐらいで転職する場合、

「４５才、過ぎたら潔くリストラされる覚悟です。」

　　わかりやすく言うと、

「そう長く居座るつもりないから、安心して雇ってよ。」　

　といった方が会社は安心して採用する時代がくるのかも？（笑）

ま、派遣仙人には関係ない話ですけでね。