氷河期世代・ロスジェネのロストは自分の時間。
いわゆる氷河期世代・ロストジェネレーションと聞くとそのロストとは日本経済の失われた期間のことだと思われますよね。
あのね、失われたのは日本経済の成長だけじゃなくて、私達、氷河期世代には自分の時間が失われた止まったままのような感覚な人間が多いと思っています。
結局、収入が上がらずギリギリの生活を続けていたら何も変わらない毎日なんです。20年前と何も変わっていない。結婚したわけでもない、もちろん子供が生まれたわけでもない、家を建てたわけでもない、会社で出世して部下が出来たわけでもない、それどころか、正社員として雇用されたわけでもない。
時間が経ったと実感する要因が希薄すぎるのです。
若い頃は新型のゲーム機が発売されたら購入し、旧型ゲーム機を眺めて時間の経過を実感していたかもしれません、それもプレステ2までという人が私のまわりの同世代ではほとんどです。
すなわちプレステ2以降は時間が経っていないのです(笑)。
毎日まじめに働き、雇い止めされたらせっせと次の職を探してめげずに生きているのに何も変わらず、若者に子供部屋おじさんなんて言われたり・・・。切ない人が多い世代なんです(ノД`)・゜・。
でもね、オジサンといってもまだまだ40代、この先何があるかわかりません。
この年まで生きていると、若いころは景気良かった友人が何故か近頃お金のことで苦しんでいたりとか、逆に冴えなかった人間が成功して景気良く生きている姿などを実際に見てきていますからね。
ほんと、まだまだどんな逆転劇がまっているかわかりませんよ!(`・ω・´)b
今までここにいれば安泰だと思われていた大手企業が早期希望退職を45才から募集する時代ですしね。アッ!それだと自分の側にその人たちが近づいてくるだけで、こっちはなにも変わらず逆転でもなんでもないですね(笑)。
コッチが上がっていかねば何も変わらないのもわかっている40代!
ここで言う上がるは、なにも正社員になるなんてことだけでは無いですからね。
正規雇用を増やそうとする支援策にはやっぱり興味がわかない派遣仙人なのです・・。