派遣社員の実態・夢見る仙人のブログ。

現役40代派遣社員、生活の実態を書いています。

覚悟を決め手も会社は潰れる。

 大手企業の正社員って羨ましいですか?なりたいと思いますか?

私の友人で大手自動車部品メーカーに中途採用で入社したMさんがいます。

 元々、私の学生時代の友人(仮にYさんとします)も新卒でその企業にいました。

 

 もう15年程前の話ですが、当時はよく3人で飲んだりしたものです。

その当時、彼らは勢いありましたね。

 

 で、Mさんは結婚を機に家を購入しました。

その時の彼らは「ホントに良い会社だよ~」って言っていましたね。

 家のローンも会社にいれば収入が上がっていくので大抵は早く払い終わるって会社の先人達に教わったそうです。

 私は、この先も会社が良くなる前提、少なくとも現状維持できる前提の話に違和感をおぼえました。ようするに、バカだろこいつらと思いました。

 

 その後、リーマンショックですよ。彼らが勤めていた工場は縮小、ほぼ閉鎖で製造部門はもはやそこには残っていません。

 そこで二人とも転勤となりました。行かないという選択肢はなかったようです。

だって、給料良かったんですよ。当時の支払いを続けるには行くしかないのです。

 

 Mさんは単身赴任、Yさんは家族ごと転勤します。幸い隣の県だったのでMさんは週末は帰ってくるという生活をしていました。

 

 で、Mさんは新天地での仕事が合わなかったらしくとうとう退職しました。

 

計画的でデキル人なので、こっちで再就職先も確保してからの話しです。

ところが、そこで問題が。とんだブラック企業で精神的に病んで退職するハメになりました。

 

 あのまま続けなかったのは懸命な判断です。

 

その後、しばらく休んだ後に体調が回復したので社会復帰されました。2、3回転職したのですが、今では気に入った職場に入れたようですっかり回復されました。 

 

 まあ、家のローンは長くなるようですが・・・。

 

この手の話はよくあることなんでしょうが、まさか、親しい友人の身に起きるとは・・。

 どんな会社もずっと今の状況が続くわけが無いんです。

家を買い一生この会社で働くんだ!とこっちが覚悟を決めても会社は駄目になるときはなります。

 まあ、氷河期世代、中国進出ブームを経験してきた就職氷河期世代の派遣さんの我らは十分承知してますがね(笑)。

 

 ・・・、Yさんは転勤先で豪邸を買いましたΣ(゚∀゚*)