氷河期世代も自己責任?ウケる
なんでも、バブル世代が氷河期世代を甘えてるだの自己責任だのと言っているという記事が話題になっているそうです。
もちろん、極一部の極端な意見が注目されただけでしょうが・・・。そうじゃなきゃホントにバブルヤバいぞ。
別に私はバブル世代批判したいわけではありません。私の先輩にもバブル世代で優秀で尊敬できる方も大勢います。
それに、氷河期世代はとか、バブル世代はとか、一括りにする程に人を知らないわけではありません(笑)
氷河期世代の非正規や独身、転職率の高さ、もしくは無職期間の長さ等が自己責任で片付けられるなら、これからのバブル世代のリストラも自己責任ってことですね。
非正規、派遣切りは自己責任で正社員のリストラは自己責任じゃないという理屈が無いですからね。
どちらも同じ雇用されている人間ですから。まあ、大手企業ならば退職金が出る分は恵まれていますよね。
誤解されないように言っておくと、私はどちらも自己責任で片付けるのには抵抗がある人間です。
悪事を犯したわけでも無い、毎日まじめに働いていた人が職を失い窮地に落ちいったのを見て、それ見たことか自己責任!なんてホント、世知辛い(´;ω;`)ウゥゥ
この、それ見た事か的な風潮は、今の日本にはびこる格差と不平等感が原因なんでしょうか?
自分に余裕がなくて攻撃的になっている人が増えたんですかね?ネットの普及でそういった人が目立つようになっただけだと思いたいです。
また、今は就職しやすく氷河期世代よりよりは随分と恵まれていると言われる若い世代も、将来は老人になった僕たち氷河期世代が溢れかえるわけですから、その時に大変な思いをするかもしれません。
どの世代も大変なんだよ。
でも、やっぱり、バブル世代と自分達氷河期世代からよりも、お味噌を借りる的な時代から高度成長期を経験し、貧しさ豊かさの両方を知っている世代からの方が学ぶことが多いと思ってしまうんだよな~。
困ったときに助けられたことがある人が、今度は違う場所で困っている人を助ける。
そんな当たり前の連鎖が忘れられている。キレイごとばかりでは生きていけないかもしれませんが、キレイごとも無いと人間社会は滅びますよ。